医療法人設立認可の手引き

設立認可のスケジュールについて

設立認可のスケジュール :準備から診療所開業まで

医医師療法人の設立には、自治体によってまちまちですが、3ヶ月から6ヶ月の期間を要します。一般の会社の設立と違い、かなり時間が必要です。

審査は年に1回~3回と少ないので、機会を逃さないように注意しょう。

ここがポイント

福岡県の場合には、例年、春と秋福岡県主催福岡県医師会主催(福岡県医師会の会員で一人医師医療法人を設立予定の方)で説明会が開催されます。この説明会に参加して所定の手続きを行うことで、自治体への設立認可申請の申込みがなされたことになります。この説明会でかなり詳しい資料が入手できますので、必ず参加するようにしましょう。

福岡県の場合、この説明会から認可が下りるまで約5ヶ月、認可から新法人の下での診療所の開設まで約1~2ヶ月といったところです。

具体的なスケジュール

説明会への参加以降は、下記の図のような手順で進んでいきます。

所轄の官庁からのヒアリング及び指導を受けながら進めていきますので、できれば専門家にアウトソーシングされた方が良いでしょう。

一人医師医療法人設立手順

表のタイトルが「一人医療法人設立フロー」になっていますが、その他の医療法人の場合もだいたい同じようなスケジュールになります。

また、診療用エックス線装置備付届、麻薬管理者免許申請、結核予防指定医療機関、原爆被爆者一般疾病医療機関等のの届出等も管轄保健所へ個人診療の廃止と新法人での新規届出を同時に行います。

同様に生活保護指定医療機関の届出等も自治体窓口で行います。

医療法人の設立認可の手引き(福岡版)目次

医療法人の設立認可サービスと概要
設立認可サービスについての紹介と医療法人の種類及び一人医療法人について解説します。
「基金の制度」と「基金拠出型法人」について
出資持分の定めのある医療法人を設立することはできなくなりましたが新たに「基金」という制度ができました。
医療法人の組織と申請人の条件
申請ができる人の条件と理事や監事等の役員の人的な組織構成や役割について解説します。
設立認可のスケジュール
認可申請の準備から認可後の診療所を開設するまでのスケジュールを解説します。
設立事項と準備書類
認可申請までに決めておくこと、準備する書類について具体的に解説します。

医療法人開設予定者の皆様へ、お気軽にお問い合わせください!

092-739-0017 (受付時間 平日9:00~18:00)